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ファイル:UKIRT at sunset.jpg

夕暮れ時のUKIRT

イギリス赤外線望遠鏡 (United Kingdom Infra-Red Telescope, UKIRT) は、ハワイ島マウナケア山頂天文台群にある天文台1979年10月に観測を開始し、赤外線観測専用望遠鏡としては世界最大の口径3.8mを誇る。

イギリス Science and Technology Facilities Council が所有する望遠鏡であり、運営は同じくマウナケア天文台群に属するジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡 と同様に Joint Astronomy Centre が担っている。

現在、近赤外線観測用広視野カメラWFCAMを用いた深宇宙サーベイUKIDSSが主要なプロジェクトとして遂行されている。7500平方度に及ぶ広い領域を、先行する赤外線サーベイ観測2MASSに比べて3等級暗い天体まで撮影する計画である。7年間通算1000夜を費やすこの計画によって、銀河系内に位置する非常に低温の天体から赤方偏移が1を超える遠方の銀河が観測され、天文学の様々な分野に進展をもたらすことが期待されている。

関連項目[]

学問・技術[]

  • 天文学 - 赤外線天文学
  • 望遠鏡

外部リンク[]