モホロビチッチ不連続面(モホロビチッチふれんぞくめん、英: Mohorovičić discontinuity)とは、地震波速度の境界であり、地球の地殻とマントルとの境界のことである。日本ではしばしばモホ不連続面あるいはモホ面と略されることがある[1]。
概要[]
1909年にクロアチアの地震学者である、アンドリア・モホロビチッチによって発見されたためその名がある。地震観測の途上、地球内部において地震の初期微動であるP波の速さが変わる場所を発見した。この場所を、モホロビチッチ不連続面と呼んでいる。
モホロビチッチ不連続面を境に地震波の速さ、密度が(地殻で小、マントルで大)と急激に変化する。モホ面の深さは大陸部で深く、大洋底で浅い。海洋底では地下約5~6kmの場所にあり、大陸では地下約25~75kmの場所にある。
脚注[]
- ↑ 「モホロビッチ不連続面」と記述されることもあるが、これは誤記である。
参考文献[]
関連項目[]
- 地殻、マントル
- グーテンベルク不連続面
- レーマン不連続面
- コンラッド不連続面
- 脆性-塑性遷移帯
- モホール計画
外部リンク[]
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