ロディニア大陸(ロディニアたいりく)は、プレートテクトニクス理論において、約10億~7億年前に誕生し、約6億年前に分裂したと考えられている超大陸である。最近の研究の進歩により、過去の大陸移動の様子が詳しくわかってくると、パンゲア大陸以前にも、超大陸が存在したことが分かってきた。
ロディニア大陸がいつ頃形成されたかは、研究者の間でもまだ見解が一致していない。ロディニア大陸は、パンゲア大陸が形成された地域からほぼ正反対の、現在の太平洋地域に、やや南半球寄りに形成されたと考えられている。ロディニア大陸が分裂した後は、ゴンドワナ大陸と呼ばれるかなり大きな大陸と、シベリア大陸、ローレンシア大陸、バルティカ大陸と呼ばれる小さな大陸へと分裂したと考えられている。
最近では、ロディニア大陸よりもさらに前の超大陸として、約10億年前に存在したパノティア大陸の存在が指摘されている。
約10億年前に存在した超大陸をロディニア大陸、約7億年前に存在した超大陸をパノティア大陸と呼ぶこともある。
「ロディニア」の由来となった「ロージナ」(родина,rodina)はロシア語で「故郷」を意味する単語である。
関連項目[]
- 大陸
- 超大陸
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