乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)は、秋田県仙北市、十和田八幡平国立公園内乳頭山の山麓に点在する温泉の総称、温泉郷である。
鶴の湯温泉から最奥の黒湯温泉の六軒の一軒宿、および国民休暇村乳頭温泉郷の計7つの宿で構成されている。また、乳頭山登山道には一本松温泉というかつての温泉場跡地の野湯も存在する。
各宿は、いずれも秘湯と呼ぶにふさわしい佇まいを呈しており、折からの秘湯ブームに乗って知名度、人気ともに非常に高い。
温泉郷内の各宿を湯巡りできる湯巡り帳を発行しており、郷内の各宿で日帰り入浴を一回ずつ楽しめる。但し、これは宿泊者のみが購入できる代物である。この湯巡り帳は有効期間が1年と長いのが大きな特徴であり、有効期間内であれば次温泉郷に来た時に使用できる。
国民休暇村乳頭温泉郷近く、大釜温泉と蟹場温泉の間までバス路線が延びており、そのバス停の名称が「乳頭温泉」ということから、○○温泉、という名称を名乗っていない国民休暇村を乳頭温泉と呼ぶこともある。(正式停留所名は「国民休暇村前」)
1967年10月19日、国民保養温泉地に指定。
交通アクセス[]
- 鉄道 : 秋田新幹線(田沢湖線)・田沢湖駅から羽後交通バス、乳頭線・「乳頭温泉」行きバスで55分。(田沢湖駅から片道740円)
- 車 : 国道341号より、秋田県道127号駒ケ岳線、岩手・秋田県道194号西山生保内線経由で。
- 飛行機 : 秋田空港より、秋田エアポートライナー。
郷内の温泉[]
関連項目[]
外部リンク[]
- 乳頭温泉郷 - ウィキトラベル