大分地震 | |
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本震 | |
発生日 | 1596年9月4日 (JST) |
震央 |
日本の旗 日本 大分県 北緯33.3度 東経131.6度 |
震源の深さ | km |
規模 | マグニチュード (M) 7.0 |
被害 | |
死傷者数 | 死者708名 |
* 特に注記が無い場合は『理科年表 平成20年』による。 |
大分地震(おおいたじしん)は、1596年9月4日(文禄5年閏7月12日)に発生した地震である。死者800余人、別府湾の瓜生島(沖ノ浜)と久光島の2島が沈んだ。
慶長豊後地震、別府湾地震などとも呼ばれる。
概要[]
震源地は現在の大分県の別府湾口で、マグニチュードは7.0~7.8と推定される。別府-島原地溝帯に沿って発生したプレート内地震である。
文禄5年7月から地震が頻発、翌閏7月まで続き、閏7月12日申刻(午後4時)に本震が発生、津波も発生した。津波による流出家屋数千戸、瓜生島水没による死者708名、高崎山と由布岳の山崩れなどの被害をもたらした。
相前後して、閏7月9日に慶長伊予地震、閏7月13日に慶長伏見地震が発生。天変地異の多発により、10月27日、文禄から慶長へ改元された。
関連項目[]
- 地震の年表
- 瓜生島
- 久光島
- 佛山寺
参考文献[]
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年。ISBN 978-4-621-07902-7。