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大気イオン地震予測研究会e-PISCO(たいきいおんじしんよそくけんきゅうかいいーぴすこ)は、大気イオン濃度などから地震予測をめざす特定非営利活動法人(NPO)である。通称イーピスコ1997年岡山理科大学総合情報学部創設に際し設立した「地震危険予知プロジェクトPISCO」が2004年に特定非営利活動法人として認証され「大気イオン地震予測研究会e-PISCO」として発足。理事長の弘原海清大阪市立大学名誉教授)が2011年1月3日逝去したことにともない、矢田直之副理事長(神奈川工科大学工学部機械工学科准教授)が理事長職務を代行している(新しい理事長は、2011年度通常総会後に開催する理事会で互選により選出〈2011年1月15日臨時第10回理事会〉)。

事業所[]

  • 本部:兵庫県川西市緑台5-1-43
  • 支部:大阪府大阪市西区 江戸堀1-4-21日宝肥後橋中央ビル304号(有)A&A構造研究所(本社:長野県松本市)大阪事務所

事業内容[]

  1. 高精度で小型軽量オンライン操作型の大気イオン濃度測定器の研究開発[1]
  2. 大気イオン濃度の広域測定地点の選定・設置・運用など
  3. 多地点測定データのマルチオンライン収集・処理・配信など
  4. 活動成果の普及・啓発

役員[]

  • 理事長
矢田直之(代行)
  • 副理事長
矢田直之
  • 理事(五十音順)
新井典夫(有限会社A&A構造研究所 代表取締役)
出田勇亀一
岡本和人(事務局長)
中村大一
西橋政秀
原口竜一
横山慶三
  • 監事
能美洋介(岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科 准教授)
三木幸蔵

大気イオン濃度測定点[]

正規測定点

  • 岡山・理大1(岡山市理大町、岡山理科大学工学部、1997年-2008年9月1日
  • 兵庫・川西(川西市緑台、e-PISCO兵庫本部、2004年5月1日-)
  • 長野・松本(松本市白板、信州建築構造協会、2004年5月22日-)
  • 岡山・津島東(岡山市津島東、e-PISCO事務局、2004年7月13日-2005年7月27日
  • 兵庫・南あわじ(南あわじ市阿万西町、南あわじ環境防災センター(出田鐵工)、2004年7月27日-2009年4月12日
  • 神奈川・厚木(厚木市下荻野、神奈川工科大学工学部、2004年8月1日-)
  • 岡山・理大2(岡山市理大町、岡山理科大学理学部、2005年3月24日-2008年9月1日)
  • 大阪・吹田(吹田市春日、ミラクルソリューションパートナーズ、2005年4月7日-2007年12月7日
    • 2005年4月7日-2007年7月5日は吹田市広芝町・ミラクルスリーコーポレーション
  • 千葉・南房総(南房総市川上、千葉大学伊予ヶ岳地殻変動・地球電磁気観測所、2005年8月10日-2010年1月9日
  • 静岡・沼津(沼津市宮本、富士通沼津工場、2005年10月31日-)
  • 徳島(徳島市南常三島、徳島大学工学部、2006年5月29日-2009年4月12日
  • 京都・木津川(木津川市兜台、積水ハウス総合住宅研究所、2006年9月13日-)
  • 高知・香美(香美市土佐山田町宮ノ口、高知工科大学ナノデバイス研究所、2010年5月3日-)
  • 金沢(金沢市観法寺町、信州建築構造協会(株式会社フレスコーヴォ)、2010年6月18日-)

補助測定点

  • 長野・飯田(飯田市滝の沢、信州建築構造協会、2009年8月1日-)
  • 静岡・清水区(静岡市清水区草薙、渡邊工務店、2009年10月28日-)
  • 岡山・北区(岡山市北区理大町、岡山理科大学理学部、2009年11月4日-)
  • 宮崎(宮崎市学園木花台西、宮崎大学工学部、2009年12月17日-)
  • 栃木・小山(小山市若木町、ご協力個人、2009年12月21日-)
  • 徳島(徳島市南常三島、徳島大学工学部、2010年2月2日-)
  • 兵庫・南あわじ(南あわじ市阿万西町、南あわじ環境防災センター(出田鐵工)、2010年2月3日-)
  • 北海道・音更町(音更町共栄台西、北開水工コンサルタント、2010年2月4日-)
  • 札幌・西区(札幌市西区、山の手博物館、2010年7月15日-)

脚注[]

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参考文献[]

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
  • 田代明美:『震度7を生き抜く - 大震災から命を守るために』(推薦:弘原海 清)時空出版 (2011)
  • 原口 竜一, 弘原海 清, 塩野 清治:岡山理科大学における大気イオン濃度解析結果. 情報地質 13(2), 56-57(2002)
  • 弘原海 清・編:『前兆証言1519! - 阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分』東京出版(1996)
  • 弘原海 清:大地震前の自然・動物の異常現象. メカライフ:機械系学生の情報誌 42, 7-9(1995)
  • 弘原海 清:情報地質学の歩みと展望. 情報地質 = Geological data processing 1(1), 25-29(1990)
  • 弘原海 清:日本情報地質学会の創立に際して. 情報地質 = Geological data processing 1(1), 1-1(1990)
  • 弘原海 清:地質学における情報化の動きと教育. 土と基礎 35(8), 1-4(1987)
  • 野藤 孝裕, 塩野 清治, 升本 眞二, 弘原海 清:地震反射法探査記録断面の数値処理による地質構造の推定方法. 情報地質 = Geological data processing (11), 137-156(1986)
  • 弘原海 清:情報地質学の現状と将来. 情報地質 = Geological data processing (11), 1-6(1986)
  • 弘原海 清, 藤田 和夫: 3. 地殻の構成物質(I):形成過程から見た日本列島の地殻構成 : 地球の構成物質. 材料 33(373), 1348-1353(1984)
  • 弘原海 清, 塩野 清治, 大長 昭雄:気象庁地震カタログによる主要地震活動の時・空間ステレオ表示. 情報地質 = Geological data processing (8), 75-110(1983)

関連項目[]

外部リンク[]