愛鷹山 | |
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ファイル:Mount Fuji and Mount Ashitaka 20101204.jpg 函南町より望む愛鷹山と富士山 | |
標高 | 最高峰 越前岳 1,504m |
所在地 |
静岡県富士市・沼津市 長泉町・裾野市 |
位置 |
北緯35度14分17秒 東経138度47分39秒 |
種類 | 成層火山 |
愛鷹山の位置 |
愛鷹山(あしたかやま)は静岡県の富士山南麓にある標高1,504mの山。愛鷹連峰と呼ばれることもあり、狭義にはこの山の南端の愛鷹山峰のことを指す。日本二百名山のひとつ。
特徴[]
愛鷹山は第四紀の成層火山で[1]、山体はフォッサマグナ地域に含まれ[2]、箱根火山と同時期に形成された。およそ40万年前に噴火が始まり、10万年前に黒岳溶岩ドームと火砕流を噴出したのを最後に火山活動を終た[1]。位牌岳の西側が火口があった位置と考えられているが、活動の終息から長期間が経過し開析が進んでおり、噴火時の明瞭な地形は残っていない。
主な山岳(北から)
- 黒 岳 1,087m 溶岩ドーム
- 越前岳 1,504m 最高峰
- 前 岳 1,336m
- 鋸 岳 1,296m
- 呼子岳 1,310m
- 位牌岳 1,458m
- 大 岳 1,262m
- 袴腰岳 1,248m
- 愛鷹山 1,188m
標高800メートル以上の地域では、ピンク色のアシタカツツジに代表される特有の植物が生育している他、環境省の特定植物群落調査にも選定されたブナの原生林が見られる[2]。季節によってヤマボウシやトリカブトが咲く。南麓には茶畑が多く、東名高速道路が通る。
愛鷹山峰の山頂には愛鷹明神を祀る桃沢神社が鎮座しており、このことが連峰最高峰でないにも関わらず連峰を代表する理由といわれる。
古くは足高山と記されていた。富士山を中心に愛鷹山(足高山)、山梨県の足和田山、箱根の足柄山を合わせて「富士三脚」と呼んだ。
縁起のよい初夢『一富士、二鷹、三なすび』の鷹は、駿河国で2番目に高い愛鷹山を指すという一説がある。しかし、実際には駿河国で愛鷹山より高い山はある。
愛鷹山の姿[]
脚注[]
関係項目[]
外部リンク[]
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