松田 忠徳(まつだ ただのり、1949年 - )は、札幌国際大学観光学部教授(温泉文化論)であり、数々の温泉関連の本を執筆する評論家、旅行作家である。北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉出身。東京外国語大学大学院修了。文学博士(モンゴル国立文化・芸術大学)。モンゴル国立大学客員教授。
温泉評論家としての活動[]
入浴したことがある温泉の数は4400施設を超える。1998年1月から1999年9月にかけて、キャンピングカーで移動しながら全国2500施設を制覇している。その間に「列島縦断2500湯」という日本経済新聞の連載も1年半に亘って行なっている。また、2000年から2002年まで「日本百名湯」を、2000年から2004年まで「新・日本百名湯」の連載をそれぞれ日本経済新聞の土曜日版にて行った。その後、2006年10月7日号から同紙にて「古湯を歩く」シリーズにて、初回の和歌山県湯の峰温泉に始まり、最終回愛媛県道後温泉で閉める全52回の連載を行った。2008年10月4日からは、同じく土曜版で「温泉列島再発見」シリーズを、初回野沢温泉を皮切りに連載開始した。
2005年から、週刊新潮で江戸温泉物語を連載中。
2007年6月より、旅チャンネルにて「温泉教授・松田忠徳の本物の温泉力~北海道の源泉ゼミナール~」という番組が本人出演で放送されている。全13回。 本番組では、北海道の温泉の紹介を中心に、自身の収集した資料の公開や温泉の入り方のレクチャーを行っている。
その他活動[]
また、1977年に噴火した有珠山に、火山活動中から記者として登り続けた。
著書[]
代表的な著書は以下のものがある。
モンゴル関連[]
- ハイリブの石~モンゴル民話集
- モンゴルの民話
- チンギス・ハーンの軌跡~モンゴル騎馬文化の光と影(翻訳)
- モンゴル・旅の会話集
- モンゴルの旅
- モンゴル~甦る遊牧の民
- 大相撲 大変
温泉関連[]
- 北海道とっておきの旅 I、II
- 関東周辺とっておきの秘湯
- 北海道きわめつき温泉
- 列島横断2500湯
- 全国お湯で選んだ"源泉"の宿
- 温泉教授・松田忠徳の日本百名湯
- 温泉教授の温泉ゼミナール
- 温泉力
- これは、温泉ではない
- ホンモノの温泉は、ここにある
- 検証 黒川と由布院
- 温泉教授が教える間違いだらけの温泉選び
- 女性のためのホンモノの温泉案内
- 黒川温泉 観光経営講座(共著)
- 日本の千年湯
- 温泉の未来(共著)
- DVDビデオ「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」(全10巻)
訳書[]
- パブロ・ネルーダの生涯
テレビ出演[]
- NHK教育テレビジョン 知るを楽しむ・なんでも好奇心「本物の温泉」(2006年2月 山本哲也アナと)
- 旅チャンネル 温泉教授・松田忠徳の本物の温泉力 (2007年6月~7月集中放送 全13回)
- カルチャーSHOwQ~21世紀テレビ検定~(テレビ神奈川、第45回「温泉」にゲスト出演
ゲーム監修[]
- 全国どこでも温泉手帳 (ニンテンドーDS用ゲーム)
外部リンク[]
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