火山の一覧(かざんのいちらん)は、活火山のリストである。カッコ内の数字は火山の標高。
地球の火山[]
北米[]
アラスカ州[]
- スパー山(3374m)
- イリアムナ山(3083m)
- ヴェニアミノフ山(2507m)
- カトマイ山(2047m、コディアック島、カトマイ国立公園) - 1912年のノバルプタ爆発でマグマが吸い出された後に、直径3kmのカルデラ湖。
- ノバルブタ - 1912年6月の爆発は13-15km3で、クラカトアに続く規模。噴煙高度16km以上。
- Fourpeaked Mountain(2,041m) - 2006年9月に1万年以上ぶりの噴火。
- リダウト山(3108m) - 1989年12月KLM867便が火山灰でエンジン停止。2009年3月噴火、火山灰は上空15kmに。
- セントオーガスチン山(1210m)
- トライデント山(1864m)
- パブロフ山(2715m)
- ボゴスロフ島(101m、アリューシャン列島)
- グレートシトキン島(1740m、アリューシャン列島)
- クリーブランド山(1730m、Chuginadak島、アリューシャン列島) - 1944年、2006年、2009年爆発。
アラスカ州以外[]
- セント・ヘレンズ山(2550m、アメリカ・ワシントン州) - 1980年5月18日に大噴火、山体崩壊が初めて動画で撮影された。
- ベーカー山(3285m、ワシントン州)
- レーニア山(4392m、ワシントン州)
- アダムズ山(3751m、ワシントン州)
- グレーシャーピーク山(3221m、ワシントン州)
- ポーリナ山(2441m、ワシントン州)
- フッド山(3427m、オレゴン州)
- ジェファーソン山(3199m、オレゴン州)
- スリーシスター山(2378m、オレゴン州)
- クレーターレイク国立公園(オレゴン州) - BC6,000年頃に超巨大爆発、火山灰だけで150km3が噴出。
- イエローストーン国立公園(ワイオミング州) - 220万年前(2,500km3、最近2,500万年の2番目、「ハックルベリーリッジ・タフ」)、130万年前、64万年前に超巨大噴火。地下にある超巨大マグマだまりが現在も活動中。
- ラッセン山(3187m、カリフォルニア州)
- シャスタ山(4317m、カリフォルニア州)
中米[]
- プレー山(1397m、西インド諸島マルティニーク島) - 1902年の大噴火で大規模な火砕流が発生し、麓のサン・ピエール市が壊滅した、死者32,000人。
- スーフリエール・ヒルズ(915m、西インド諸島英領モントセラト)
- スフリエール山(1234m、セントビンセント島、北緯13度15分、西経61度10分) - 1812年と1902年(死者1,600人)に大爆発、1979年4月に爆発。
- ポポカテペトル山(5465m or 5452m、メキシコ)
- エルチチョン(1205m、メキシコ) - 1982年3月大噴火。火砕流が発生し、死者2000人~1万7000人。放出されたエアロゾルで、世界の平均気温が下がったと言われている。
- オリサバ(5760m、メキシコ)
- コリマ(4339m、メキシコ)
- タフムルコ(4220m、グアテマラ)
- フエゴ火山(3763m、グアテマラ)
- アグア火山(3766m、グアテマラ)
- アカテナンゴ火山(3976m、グアテマラ)
- タカナ火山(4092m、グアテマラ)
- パカヤ(2552m、グアテマラ) - 2010年5月27日噴火、行方不明4人。
- サンティアギート火山(2510m、グアテマラ)
- サンタマリア火山(3772m、グアテマラ)
- トリマン火山(3158m、グアテマラ)
- アティトラン火山(3557m、グアテマラ)
- スニル火山(3542m、グアテマラ)
- サンペドロ火山(3020m、グアテマラ)
- チカバル火山(2900m、グアテマラ)
- イパラ火山(1650m、グアテマラ)
- イラス火山(3431m、コスタリカ)
- アレナル火山(1633m、コスタリカ)
- トゥリアルバ(3328m、コスタリカ) - 2010年1月6日噴火。
南米[]
- ネバドデルルイス火山(5400m、コロンビア) - 1985年11月13日に大爆発、死者は23,000人。
- ネヴァド・デ・ウイラ(5365m、コロンビア)
- ウイラ(5750m、コロンビア)
- プラセ(4800m、コロンビア)
- ガレラス山(4276 m、コロンビア) - 56万年前15km3爆発。現在も活発、1993年(9人死亡)。2010年1月に6回噴火。
- カヤンベ(5790m、エクアドル)
- コトパクシ山(5897m、エクアドル)
- チンボラソ(6310m、南緯1°28分、西経78度49分、エクアドル)
- トゥングラワ(5023m、Tungurahua,1.467°S, 78.442°W、エクアドル) - 2006-10年で6回噴火。
- サンガイ(5230m、エクアドル)
- フェルナンディナ(ガラパゴス諸島(エクアドル領))
- コロプナ(6425m(6377mとも)、南緯15度31分、西経72度39分、ペルー)
- アンパト(6288m、ペルー)
- チャチャニ(6079m、ペルー)
- エル・ミスティ(5835m、ペルー)
- ピチュピチュ(5669m、ペルー)
- ティクサニ(5395m、ペルー)
- ワイナプチナ(ペルー) - 1600年に巨大噴火[1]。
- サハマ(6520m、ボリビア)
- オジャグエ(5869m、ボリビア・チリ国境)
- パリナコタ(6348m、南緯15度31分、西経72度39分)
- マイポ(5264m、アルゼンチン)
- Cerro Galán(5912m、アルゼンチン) - カルデラ、220万年前に1,050km3の巨大爆発。
- ドムジョ(4709m、アルゼンチン)
- ジャイマ(3125m、アルゼンチン)
- コパウェ(5264m、アルゼンチン) - 二重カルデラ、1990年代に3回、2000年にも噴火。
- アントファジャ(6440m、アルゼンチン)
- コンドル(6532m、南緯26度37分、西経68度21分、アルゼンチン)
- ドムージョ(4710m、アルゼンチン)
- チャイテン(アルゼンチン) - 2008年5月大爆発
- ティパス(6660m、北緯27度12分、西経68度33分、アルゼンチン)
- ソコンパ(6031m、アルゼンチン・チリ国境)
- ジュジャイジャコ(6739m、北緯24度43分、西経68°32分) - 火山として世界第2位の高さ 、アルゼンチン・チリ国境)。
- オホスデルサラド(6887m、世界最高峰火山[2]、南緯27度7分、東経68度33分、アルゼンチン・チリ国境)
- エルソロ(6190m、南緯27度6分、西経68度43分、アルゼンチン・チリ国境)
- ラニン(3747m、アルゼンチン・チリ国境) - 2008年1月爆発。
- (アコンカグア(6960m、アルゼンチン・チリ国境)火山ではない。アジア以外の世界最高峰)
- サンホセ(5856m、アルゼンチン・チリ国境) - 1960年噴火。
- Nevado de Incahuasi(6621m、南緯27度2分、東経68度17分、チリ)
- プラル(6233m、Pular、南緯24度11分、西経68度3分、チリ)
- ラスカル(Lascar、チリ) - 2005年5月噴火、火山灰降下地域は南東1000km。
- タコラ(5950m、チリ)
- ジャイマ(2890m、チリ)
- オソルノ(2660m、チリ)
- ハドソン山(1905m、チリ)
欧州[]
- サントリーニ島(ネア・カメニ島、ギリシャ) - BC1628年の噴火(90mの津波)がアトランティス伝説を生んだと言われる。また聖書の出エジプト記にある「エジプト全土の3日間の闇」や「海が割れる」伝説の元という説がある。
- エトナ火山(3323m、イタリア シチリア) - 1169年(死者1万人)、1669年(死者16,000人)に噴火。
- ストロンボリ島(926m、イタリア エオリア諸島)
- アミアタ山(1738m、イタリア トスカナ)「アミアタ岩」の由来。(死火山?)
- ブルカノ(イタリア リパリ諸島ヴルカーノ島)火山(英語ではvulcano)の由来。
- ヴェスヴィオ(1281m、イタリア カンパニア州) - 79年8月24日の噴火でポンペイを埋め尽くした。1631年に噴火(死者18,000人)。
アイスランド[]
(約200個の火山が存在する。1個の火山ではなく数kmの火山列の同時噴火であったり、爆発前は平面状の氷河の数百m下に隠れていることもある)
「アイスランドの火山一覧」も参照
- ラキ火山(ラーカギーガル)(1725m) - 1783年6月の巨大噴火(340億t)が天明の大飢饉やフランス革命の原因になったという説がある。26kmに及ぶ約130個の火山列。
- ヘクラ山(1491m)長さ27kmの火口列。BC1150~1136年に大爆発。1300年(死者600人)、1947年(噴煙27km)に噴火。
- エイヤフィヤトラヨークトル(1666m) - 2010年噴火で欧州の航空路が大混乱。氷河に覆われていた。(詳細は「2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火」、「2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火による交通麻痺」をそれぞれ参照)
- カトラ火山(1512m、ミールダルスヨークトル氷河が覆っている) - 1485年に大噴火。近い将来の大型噴火の可能性が指摘されている。
- エルトギャゥ(934年噴火)
- スルツェイ島(1963年からの海底火山の噴火で形成)
- ヘイマエイ島(1973年1月噴火)
大西洋[]
カナリア諸島[]
- カナリア諸島(スペイン領)
- グラン・カナリア島
- テイデ山(3718m、テネリフェ島) - スペイン最高峰。
- ビエホ山(3134m、テネリフェ島)
- ブランカ山(2743m)
- ランサローテ島
- ケンブレビエハ(ラ・パルマ島、2426m,Cumbre Vieja)- 最悪の場合山体崩壊で900mの津波が発生し時速700kmで大西洋を渡り、フロリダで30m、ニューヨークで10mなどの高さの津波を起こすという研究がある。
- ガラホナイ山(1487m、ラ・ゴメラ島) - 世界遺産。
- エル・イエロ島(1501m)
- フエルテベントゥラ島
- サン アントニオ火山
- テネグイア火山
アゾレス諸島[]
- アゾレス諸島(ポルトガル領)
- セテ・シタデス山(サンミゲル島)
- ピコ山(2351m、ピコ島) - ポルトガル最高峰。
- セッラ・デ・サンタバルバラ山(1023m、テルセイラ島)
- エスペランサ火山(1066m、サン・ジョルジェ島)
- カペリニョス火山(ファイアル島)
- セーテ・ペス火山(フローレス島)
- アルト火山(サンタマリア島)
- テルサス火山(グラシオーザ島)
- コルボ島
トリスタン・ダ・クーニャ周辺[]
- トリスタン・ダ・クーニャ島(南アフリカの西南西2,700km)
- オラフ山(1,969m)
- クイーン・メリー峰(2,062m)
- ゴフ島 - 世界遺産。
- エジンバラ峰(910m)
- エクスペディション峰(909m)
- イナクセシブル島 - 世界遺産。
- Swales Fell(561m)
アフリカ[]
- エルタ・アレ(Erta Ale 613m、北緯13度36分、東経40度40分、エチオピア北東部ダナキル砂漠内) - 噴火口2つ、アファー三角地帯。1873年、1904年、1906年、1940年、1960年、1967年,2005年に噴火。現在も活動中。
- エミクーシ山(3415m、北緯19度48分東経18度32分、チャド、サハラ砂漠最高峰)
- エルゴン山(4321m、ケニア・ウガンダ国境)
- オルデアニ山(3188m、タンザニア)
- オルドイニョ・エブルル(2856m、ケニア、エブルル火山体)
- オルドイニョ・レンガイ(2960m、タンザニア)
- カメルーン山(4095m、カメルーン南西部)
- カルタラ山(2361m、コモロ諸島ヌジャジジャ島)
- オルカリア火山体
- キリマンジャロ(5895m、タンザニア)
- ケニア山(5199m、ケニア)
- メルー山(4565m、タンザニア)
- ニオス湖(オク山の頂上にある火口湖、カメルーン。北緯6度26分東経10度18分) - 1986年8月21日に噴出した二酸化炭素により住民1,800人が突然死した。
- ニアムラギラ山(3056m、コンゴ民主共和国) - 1885年~2010年1月に42回噴火。
- ヴィルンガ山地
- カリシンビ山、ルワンダ/コンゴ民主共和国 (4,507 m)
- ミケノ山、コンゴ民主共和国 (4,437 m)
- ムハブラ山、ルワンダ/ウガンダ (4,127 m)
- ビソケ山、ルワンダ/コンゴ民主共和国 (3,711 m)
- サビニョ山、ルワンダ/ウガンダ (3,674 m)
- ガヒンガ山、ルワンダ/ウガンダ (3,474 m)
- ニーラゴンゴ山、コンゴ民主共和国 (3,470 m)
- ニアムラギラ山(3056m、コンゴ民主共和国) - 1885年~2010年1月に42回噴火。
- フルネーズ火山(インド洋のレユニオン島、フランス海外県) - 2010年1月1日溶岩噴出、活動的火山。
ロシア[]
カムチャッカ地方には29の活火山がある[3]。
- エルブルス山(5642m、ロシアカバルダ・バルカル共和国) - ヨーロッパの最高峰。
- シュベルチ山(シベルチ)(3335m、カムチャツカ半島) - 2010年10月28日噴火。
- クリュチェフスカヤ山(4887m、カムチャツカ半島[1]) - 2010年10月28日噴火。
- ベズイミアニ山(2882m、カムチャツカ半島) - 1956年3月に大規模噴火。2010年1月17日噴火。
- トルバチク山(3085m、カムチャツカ半島)
- カリムスキ山(1486m、カムチャツカ半島)
- アライド島(ロシア千島列島)
アジア[]
中東[]
- アララト山(5137m、トルコ共和国) - ノアの箱船の到着地とされる。
- ダマーヴァンド山(5610m、イラン)
フィリピン[]
- ピナトゥボ山(1486m、フィリピン ルソン島マニラの北東約80km) - 1991年巨大爆発、北半球の気温を0.5℃下げる。噴煙高度20km。
- マヨン山(2421m、ルソン島) - 1814年死者1,200人、2009年12月噴火。
- アポ(2954m、ミンダナオ島)
- タール山(311m、ルソン島、マニラの南約80km) - 1965年2,000人の死者。
- ヒボックヒボック(1332m、カミギン島)1951年死者500人。
- ブルサン(ルソン島最南部) - 2010年10月26日から活発化し、11月25日からさらに噴煙を出す。
インドネシア[]
「
- en:List_of_volcanoes_in_Indonesia」を参照
インドネシアの火山は129、過去300年で死者155,550人[4]。
- クラカタウ(スンダ海峡) - 有史以来巨大噴火2回(535年、1883年は死者36,000人)。
- パパンダヤン(2665m,ジャワ島西部) - 1772年に噴火(死者2,957人)。(カワーマス・ゴールデンクレーター)
- クリンチ山(3805m、スマトラ島西スマトラ州)
- デンポ(3159m、スマトラ島南スマトラ州)
- シナブン山(2460メートル、北スマトラ州) - 1600年噴火。2010年8月噴火し3万人避難、2人死亡。
- トバ湖(スマトラ島北部) - 73,500年前頃に超巨大爆発「トバ・カタストロフ」。過去2500万年での世界最大級2,800km3の爆発。84万年、70万年前にも超巨大噴火。
- タンクバンプラフ(2084m、 ジャワ島バンドンの北)
- ムラピ山(2914m、ジャワ島中央部) - 1930年2月1,369人死亡。2010年10月26日から噴火、死者322人以上、11月2日噴煙高度10km。
- スラメ(スメル、3676m)(3428m、ジャワ島中部ジャワ州) - ジャワ島最高峰、1981年369人死亡。
- ラウン(3390m、ジャワ島東ジャワ州)
- ケルート(クルット山)(Kelud)(1,731m、ジャワ島東ジャワ州中部、マラン市の西35km) - 過去600年で15,000人以上の死者。1586年死者1万人、1872年死者200人、1919年5月の爆発で5,000人以上死亡し、この爆発からラハール(火山泥流の一種)という言葉が生まれた。1966年死者282人、1990年2月にも爆発、死者31人。2007年10-11月にも噴火[5]。
- アグン山(3142m、 バリ島北東部) - 1963年死者2,000人。
- リンジャニ(3726m、 西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島) - 2004年10月噴火。
- タンボラ山(2850m、 スンバワ島) - 1815年に大噴火。記録に残っている噴火としては、史上最大の噴火(死者92,000人、90万人説もあり)。
- アピ(1949m、西ヌサ・トゥンガラ州サンゲアン島)
- ラナカ(2382m、 東ヌサ・トゥンガラ州フローレス島)
- エゴン( 東ヌサ・トゥンガラ州フローレス島)
- アウ(1320m、北スラウェシ州サンギル島) - 1711年、1812年、1856年、1892年の4回は死者1、000人以上で合計8,500人以上の死者。
- キエベシ(マキアン)(1357m,Kiebesi、北緯00°32′、東経127°40′E、ハルマヘラ島の西、マキアン島Makian、マルク諸島、北マルク州) - 1760年の噴火により、1761-62の中国の異常厳冬と「中国の月の消失」を生んだという説がある。死者2,000人。
- ガルングン山(ジャワ島西部) - 1982年6月の噴火の火山灰で、ジャンボ・ジェットが墜落しそうになった(ブリティッシュ・エアウェイズ9便エンジン故障事故)。1822年に噴火(死者4,000人)。
- Tengger火山体
- ブロモ(2329m、東ジャワ州プロボリンゴ県) - 2004年6月噴火、2人死亡。2010年11月23日最高度警戒警報、27日小噴火[6]。26日噴煙高度14km
- バトク(東ジャワ州プロボリンゴ県) - ブロモに隣接、400年前噴火
- Tengger caldera(2329m、東ジャワ、7.942°S, 112.95°E)
- スラメ(スメル、3676m)(3428m、ジャワ島中部ジャワ州) - ジャワ島最高峰、1981年369人死亡。
- Sandsea caldera
- Dukomo(1335m、ハルマヘラ諸島、1.68°N, 127.88°E)
パプア・ニューギニア[]
- ニューブリテン島
- ラバウル火山 - 2つの火山が活動しているが、カルデラ口は多数ある。パプア・ニューギニア、536年の爆発が世界中に影響したという説がある。1937年に噴火(死者505人)。1994年の爆発でラバウル市は壊滅的打撃を受けた。
- ウラウン2334m、Urawun、5.05°S, 151.33°E
- Bamus
- ラバウル火山 - 2つの火山が活動しているが、カルデラ口は多数ある。パプア・ニューギニア、536年の爆発が世界中に影響したという説がある。1937年に噴火(死者505人)。1994年の爆発でラバウル市は壊滅的打撃を受けた。
- マナム(1807m、4.080°S, 145.037°E)
- ラミントン(1680m、南東部オロ州ポポンデッタ付近) - 1951年に噴火(1月3,000人死亡)。
- バルビ(2715m、ブーゲンビル島北部、旧日本領「花咲山」)
その他[]
- 漢拏山(1950m、大韓民国 済州島)
- 白頭山(2744m、中華人民共和国・朝鮮民主主義人民共和国国境) - 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の聖地(金正日の生誕地とされる)。日本の気候にも直接影響を与えている。近年活動が活発になっているという警告、それに対する反論がある。946年とされる爆発(クラカトアの約10倍、1500-2000億立方m。過去数千年での最大規模)では東北地方に影響を与えた。
- 峨眉山 - 2億6千万年前の50万km3の爆発で海洋生物の90%と陸上生物の70%が絶滅した[7]。
日本[]
「火山の一覧 (日本)」を参照
太平洋[]
ハワイ[]
- ハレアカラ(3055m、マウイ島)
- マウナ・ケア山(4205m、ハワイ島) - 山頂付近に世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台(マウナケア天文台群)を設置。
- マウナ・ロア山(4170m、ハワイ島)
- キラウエア火山(1247m、ハワイ島)
キラウエア、マウナロア 、マウナケアは、火山島ハワイ島を形成する火山。粘度の相当低い玄武岩質。ハワイ島自身が大洋底からそそり立つ海底火山であり世界最大の火山でもある。ホットスポットを参照。
南太平洋[]
世界で一番活発なプルーム上昇地点(南太平洋スーパープルーム)であり、今後数十万年での巨大噴火が予想される。
- オロペナ山(2241m、タヒチ島)
- クワエ海底火山(バヌアツ共和国のエピ島の東) - 1452年頃の世界的寒冷化の原因と言う。最近トファ火山原因説もあり。
- トファ火山。(515m、Tofua、トンガ共和国ハァアパイ諸島トファ島)
- カオ島。(1190m、山としての名前はない、南緯19度40分、西経175度1分。トンガ共和国ハァアパイ諸島[8])
ニュージーランド[]
- カハロア(ニュージーランド北島中央部) - この山の爆発が1315-17年のヨーロッパの飢饉の原因と言われる。
- タラナキ山(2518m、ニュージーランド北島)
- ルアペフ山(2797m、ニュージーランド北島) - 1953年に死者151人。
- タウポ湖(356m、ニュージーランド北島最大の湖) - 181年に超巨大爆発。1883年のクラカタウを超える。推定最大噴煙高度世界記録51km。
南極[]
- ロス島
- エレバス山(3795m、ロス島にある3つの火山の最高峰。南緯77度32分 東経167度17分) - 成層火山。
- テラー山(3,230m)
- バード山(1,765m)
- メルボルン山(2,730 m、南緯74度21分、東経164度42分) - 成層火山。
- ベルリン山(3,500 m、南緯76度03分、西経135度52分) - 成層火山 。
- カウフマン山(Mount Kauffman)(2,365 m)(南緯75度37分、西経132度25分) - 成層火山。
- ハンプトン山(3,325 m、南緯76度29分、西経125度48分) - 火山カルデラ 。
- ハドソン山脈(南緯74度20分、西経99度25分付近)の氷床下に名前のない火山がある。約2000年前(BC207年±240年)に大爆発(VEI3-4)を起こし、1万2千mまで噴煙が上り、火山灰や溶岩0.31km3が2万3千km2に広がった[9]。
不明[]
ミステリー・クラウドという、火山灰によると思われる大気の異常による火山爆発の推定例である。大森房吉の集めた事例集がある。一部の解明が進んでいる。
- 536年 - 1年間太陽光線を遮り、世界の半分に寒さと飢えをもたらした「乾いた霧」。地中海地方では有史以来の厳しい冬となった。535年のクラカタウの噴火が原因と見られているが、536年のラバウル火山説や、彗星衝突説もある。
- BC44年 - 「月が血の色をしていた」という欧州の記録がある。BC42年のエトナ火山説があるが、年代が合わず、はっきりしない。
- 1809年~1810年から1819年まで地球全体の平均気温が0.5℃下がった理由は1815年のタンボラ山の爆発(100Mt)に加え、1809年に赤道地方で大爆発(50Mt)があったためだとされている[10]。
地球以外の火山[]
金星[]
火星[]
火星にはオリンポス山をはじめとして、地球の火山をはるかに越える高さの巨大火山が多数ある。これらの火山はホットスポット火山と考えられている。なお、火星の火山は全て活動を終了した死火山である。
イオ[]
ボイジャーの観測で、木星の衛星イオが活発な火山活動をしていることが判明した。イオは木星のごく近傍を周回しており、木星の巨大な重力を受けて衛星自体が常時歪みをおこして発熱しマグマを生成しているのではないかと推定される。
文学上の火山[]
- オロドルイン
脚注[]
- ↑ 大噴火が引き起こした地球寒冷化と社会不安
- ↑ What is the world's highest volcano,Global Volcanism Program, National Museum of Natural History — Smithsonian Institution
- ↑ カムチャッカの活火山
- ↑ じゃかるた新聞:西博士が語る火山大国インドネシア(1)世界最大の被災国 300年で死者15万人
- ↑ GSJニュースレター NO.13 2005/10 第2回CCOP火山災害軽減のための野外ワークショップ 高田 亮(地質情報研究部門)
- ↑ AFP:ブロモ山で噴火の恐れ、警戒レベル引き上げ インドネシア 2010年11月24日 21:33
- ↑ サイエンス誌
- ↑ 太平洋諸島センター - 誤って「噴煙が1000kmにも吹き上がる」とされており、多数のサイトにそのまま引用されている。
- ↑ AFP:2008年1月15日:南極の氷床下で2000年前に大規模噴火、海面上昇に影響か
- ↑ ナショナル ジオグラフィック2009年12月:19世紀の地球低温期、原因は謎の噴火
関連項目[]
参考文献[]
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年。ISBN 978-4-621-07902-7。
外部リンク[]
- スミソニアン研究所(米国国立の巨大総合研究機関)
- Volcanoes of the World,National Museum of Natural History — Smithsonian Institution火山と噴火のリスト
- This week's volcanoes一週間毎の世界中の火山活動のまとめ]
- 飛行機に影響する火山灰・噴煙公式情報(VAAC)
外部リンク[]
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