火山礫(かざんれき、英: lapilli)とは、火山噴火により生じた火山岩片のことであり、成因を問わない。火山礫は粒子のサイズによって定義されており、直径2 - 64 mmのものをいう[1]。Lapilli は、ラテン語で「小さな石」を意味する。
直径64 mm以上のものは火山岩塊、直径2 mm未満のものは、火山灰と呼ばれる。
火山豆石[]
火山灰によって構成されている丸いテフラは、火山豆石 (accretionary lapilli) と呼ばれる。火山豆石は水分を含んだ火山灰が水分によって凝集し、同心円状に成長する火山の雹のようなものである。
脚注[]
- ↑ Fisher, R. (1961). “Proposed classification of volcaniclastic sediments and rocks”. Geol. Soc Amer. Bull. 72: 1409-1414.
関連項目[]
外部リンク[]
- 火山砕屑物と火砕岩の分類(弘前大学理工学部地球環境学科)
- USGS Photo glossary of volcano terms (英語)
- How Volcanoes Work (英語)
- Volcanic Materials Identification (英語)
- Tephra fall from Mt St. Helens (英語)
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