羅臼岳 | |
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ファイル:Rausu-dake 02.JPG | |
標高 | 1,660.36[1]m |
所在地 | 北海道目梨郡羅臼町、斜里郡斜里町 |
位置 |
北緯44度04分33秒 東経145度07分20秒[2] |
山系 | 知床半島 |
種類 | 成層火山 |
羅臼岳の位置
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羅臼岳(らうすだけ)は、北海道・知床半島にある火山群の主峰及び最高峰で標高1,660m。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され[3]、2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床 (世界遺産)に正式登録された。日本百名山[4]、花の百名山[5]及び新・花の百名山[6]に選定されている山である。
概要[]
標高は1995年に国土地理院の調査で1,661mに改定されたが、より正確に測定できるGPS調査により、2008年5月1日に再び1,660mに改定された[1]。
流紋岩質~安山岩質の溶岩による活動は成層火山を形成したものの、最終的に山頂付近は溶岩円頂丘を形成させている。約500年前まで火山活動を続けていた活火山であり、1964年には下流の羅臼町で100回を超える群発地震や間欠泉の噴出を観測している。
知床富士とも呼ばれている[7]。1965年(昭和40年)に、『羅臼湖畔から仰ぐ羅臼岳』の知床国立公園の10円切手が発売された[8]。
登山[]
登山口は、羅臼町からは羅臼温泉付近から、斜里町からは岩尾別温泉付近から登山道が整備されている。所要時間は後者の方が短い。知床五湖には遊歩道があり、その山容を望むことができる。
注意事項[]
- 登山ルートは傾斜がきつく厳しい気象条件下にあること、岩質がもろい状態であることなどから、装備や行程管理には十分な注意を払う必要がある。
- ヒグマが頻繁に出没するエリアである。幕営をする場合には指定の場所で行い、持参している食糧を備え付けの鉄製フードロッカーにしまうこと(ヒグマが人間の食糧に味をしめてしまわないようにする措置)。
周辺の山小屋[]
- 木下小屋
周辺の山[]
羅臼岳 画像ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 報道発表資料「北海道全域の三角点標高を改定(2008年3月3日)」(国土地理院、2011年1月1日閲覧)
- ↑ 日本の主な山岳標高:北海道(国土地理院、2010年12月28日閲覧)
- ↑ 知床国立公園(環境省、2010年11月30日閲覧)
- ↑ 深田久弥の著書『日本百名山』(朝日新聞社、ISBN 4-02-260871-4)
- ↑ 田中澄江の著書『花の百名山』(文春文庫、ISBN 4-16-352790-7)
- ↑ 田中澄江の著書『新・花の百名山』(文春文庫、ISBN 4-16-731304-9)
- ↑ 『ふるさとの富士200名山』東方出版、1996年、ISBN 4-885-91499-7
- ↑ 『切手と風景印でたどる百名山』ふくろう舎、2007年、ISBN 978-4-89806-276-0
参考文献[]
関連項目[]
- 日本の山一覧
- 日本百名山
- 花の百名山
- 新・花の百名山
- 郷土富士
- 知床 (世界遺産)
- 木下小屋
外部リンク[]
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sk:Rausu (sopka)