1961年の長岡地震(ながおかじしん)は、1961年(昭和36年)2月2日3時39分(JST)、新潟県長岡市付近(北緯37度27分、東経138度50分、深さ20km)を震源として発生した。地震の規模はM5.2。
震度[]
※震度の基準は当時。
震度 | 観測地点 |
---|---|
震度4 | 新潟県長岡市 |
震度2 | 宮城県:新潟県新潟市、高田市 |
被害[]
- 死者:5名
- 家屋全壊:220戸
- 家屋半壊:465戸
- 家屋一部損壊:804戸
被害は新潟県長岡市に集中した。当時、長岡市は積雪が約2mあり、住家の2階が倒壊しても1階が雪壁によって損傷するも倒壊しなかったなど、降雪期の豪雪地域における地震被害という特異な被害現象がみられた。融雪期には、これら被害を受けた家屋が倒壊する被害も発生した。
長岡市川西地区では震度5(強震)あるいは震度6(烈震)とみられる。
なおこの地震は、1900年以降、日本で死者を生じた地震としてはもっとも規模の小さな部類に属する。
外部リンク[]
関連項目[]
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