鬼首カルデラ(おにこうべカルデラ)は、宮城県大崎市、栗原市、秋田県湯沢市、山形県最上町にまたがる直径およそ13kmのカルデラである。カルデラ壁の標高はおよそ1000~1200m。荒雄岳(カルデラ内の基盤岩が隆起した山)は984.2m(最高地点はツクシ森の989m)で中央火口丘は高日向山溶岩ドーム。
特徴[]
地質はデイサイト、安山岩からなる。
噴火活動時期[]
30万年~20万年前。
周辺の地理[]
吹上沢および片山地獄を中心に地熱活動が認められる。片山地獄には地熱を利用した鬼首地熱発電所がある。周辺には温泉も多く、宮沢温泉、吹上温泉、轟温泉、神滝温泉などが有名。
鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉[]
「鬼首の
関連項目[]
- 火山の一覧 (日本)
- 地質・鉱物天然記念物一覧
- 御釜 (蔵王連峰)